福岡の新築事情

福岡だからこそ「断熱」が大切な理由

皆さんがお住まいの家は快適な温度が保たれているでしょうか?快適に暮らすことのみならず、健康に暮らしていくためにも、住宅の気温をなるべく一定に保つことが重要になります。夏は涼しく、冬は暖かく保つために必要不可欠な機能である「断熱」。今回の記事では、福岡だからこそ、住宅の断熱機能がとても大切である理由について解説していきます。

福岡の気候の特徴とは

「福岡だからこそ断熱が大切である」と、どうして言えるのでしょうか?それは、福岡県の地理的な位置による気候の特徴が関係してきます。

九州の北に位置する福岡県。その気候の特徴を見ていきましょう。

「平均気温の高い都道府県」でTOP5入り

日本の平均気温の高い都道府県は、沖縄県を筆頭に鹿児島が2位に続き、福岡県は5位でTOP5に入っています。真夏日も7月から本格的に始まり9月いっぱいまで続くこともあります。熱帯夜となる日も平均で33.2日であり寝苦しい夜も続きます。家を福岡に建てるにあたって、夏を快適に過ごしたいというのは、福岡にお住まいになったことがある方なら誰でも思うことでしょう。

冬日は少ないが、風が強く寒さを感じやすい

暖流の影響もあり、福岡は比較的冬も平均気温が高く、最低気温が0℃未満になる「冬日」となる日もあまりありません。しかし福岡県は、日本海と面しているので、冬には大陸側からの強い北西の季節風が吹きます。この強い季節風が福岡へ吹き降ろすことで、実際の気温よりも寒さを感じやすくなってしまうのです。

さて、ここまで福岡の気候の特徴をお伝えしてきました。ここからは断熱が大切な理由を解説していきたいと思います。

断熱が大切な理由① 外断熱で福岡の夏の暑さを緩和

福岡の夏の暑さには、「真夏日も多い」、「熱帯夜が多い」、「一日中気温が高い状態が続く」といった特徴があります。このような福岡の気候において断熱が大切な理由の1つは、夏の暑さを緩和できるからです。

ひとえに断熱と言っても、断熱材の設置の仕方によって2種類の断熱方法が存在します。それが「外断熱」と「内断熱」です。

外断熱は、家の柱と外壁のあいだに断熱材を設置して断熱します。外断熱は、断熱材でぐるっと建物を包み込む、非常に断熱性能、気密性ともに高い工法だと言えます。

内断熱は外断熱と違い、柱のあいだに断熱材を設置するので外壁が厚くなることはなく、都会などの狭小地でもデザイン性を損なうことなく、断熱をすることができるというメリットはあります。しかし、内断熱は柱などの構造部分が外気に接しているため、そこから外の温度に影響を受けてしまい、外断熱に比べて気密性や断熱性能は劣ってしまいます。

外断熱は輻射熱の影響を受けにくい

外断熱は、内断熱よりも断熱性能が良くおすすめの断熱工法と言えますが、その強みのひとつは、「輻射熱」を遮断できることにあります。輻射熱とは、太陽から遠赤外線で直接伝わってくる熱のことをいいます。

通常の内断熱の家では天井や外壁などが外気や太陽光によって熱せられると、輻射熱を発するようになり、これが柱などの構造部分から伝わってきてしまい居室内の温度が上がってしまいます。しかし外断熱では、建物全体の外壁と柱との間を断熱材で包んでいるので輻射熱を遮断し、居室内の温度が上がることを最小限に抑えてくれます。

エアコンの効果を最大化し、ランニングコストを減らす

また外断熱工法を用いて住宅の断熱性能を高くすることで、エアコンで冷やした居室内の温度が一定に保たれやすくなります。そのため一度温度を下げてしまえば、エアコンから冷気を出し続ける必要は最小限に抑えられます。無駄な電力を使うことなく効率的に温度を下げることができるようになるので、エアコンを省電力で使用することができ、夏の生活におけるランニングコストを減らすことに繋がります。

断熱が大切な理由② 高気密で福岡の冬の寒さを防ぐ

断熱が大切な理由の2つ目は、強く吹き荒れる北西からの季節風による冬の寒さを防ぐことができるからです。福岡の寒さは、単純に外気温が低いことだけではなく、強い風にも起因しています。そのため断熱材の気密性によって寒さを防ぐ必要があるのです。

高気密住宅はすきま風を通さない

先程の外断熱工法は、従来の内断熱よりも気密性が高く、すきま風を通さない家を実現することができます。住宅の気密性には指標が存在し、それを「C値」とよびます。C値は建物全体にある隙間面積(cm2)を延床面積(m2)で割った数値です。この値が小さければ小さいほど高気密住宅であると言えます。高気密住宅は外気が居室内に侵入することを防ぎ、家の温度を一定に保ちやすくなります。

寒暖差を減らし、ヒートショックを防ぐ

ヒートショックとは急激な気温の変化によって血圧が上下することで、心臓や血管の疾患が誘発されることをいいます。この血圧の乱高下にともなって、脳内出血や大動脈解離、心筋梗塞、脳梗塞などの病気を引き起こす可能性があるのです。例としてよく挙げられるのは、冬場に暖房の効いたリビングから脱衣所に移動し、浴槽に入る時などに起こる場合です。リビングから脱衣所に移動した際には、寒さに対応するために血圧が上昇します。そこで衣服を脱ぎ、浴室へ入るとさらに血圧は上昇します。その後、浴槽に入ると、急に体が温まるため、血圧が下降します。この血圧の急変がヒートショックに繋がってしまうのです。特に10℃以上の温度差がある場所は危険とされており、注意が必要です。

家の断熱性、気密性を高くすることで家全体の寒暖差を減らすことができ、体への負担を軽減することができます。外断熱や全館空調システムで家全体を一定の温度で保っていれば、リビングも廊下も脱衣所も快適な温度で過ごすことが可能となります。

福岡で快適かつ健康で過ごしやすい家を建てるなら断熱性能は欠かせない

今回の記事では福岡における断熱の大切さついて解説してきました。福岡のような特徴を持った気候では、断熱によって家の温度を保つことが必須になってくるでしょう。

本メディアを運営する健康住宅グループでは、外断熱工法を取り入れ、お引渡し時には気密測定を必ず行い、お客様が快適で健康な暮らしができる家を作らせていただいております。ぜひ、お気軽にご相談ください。

 

健康住宅株式会社
健康住宅株式会社は福岡県内を中心に年間100棟を超える注文住宅を建てる会社です。 福岡県内で住宅に関わるプロとして、家を建てることを検討している全ての方へ役立つ情報を発信します。