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平屋を建てる7つのメリットと7つのデメリット

いつの時代にも平屋は一定の人気があります。平屋があって、縁側があって、庭がある。そんな一戸建てに憧れる人も少なくないのではないでしょうか。今回は平屋を建てるメリットとデメリットを7つずつ紹介します。

平屋を建てる7つのメリット

大空間の中でいつも家族が程よい距離でつながり合い、会話も笑顔も生まれる平屋建て住宅は、家族構成の変化にも柔軟に対応できることで人気です。また、老後を考えて平屋を選択する人も少なくないでしょう。まずは、平屋を建てるメリットを7つご紹介します。

家族間のコミュニケーションが取りやすい

平屋建て住宅にすることの非常に大きなメリットの一つが家族間のコミュニケーションの取り易さです。

リビングを核とした間取りにすれば、より家族の気配を感じられ快適な住宅になります。

また、家事や生活同線に拘った間取りを作れるので、2階との行き来や移動のストレスもなく家族のコミュニケーションも円滑になります。

開けた空間では小さな子どもや高齢者がいる場合も常に見守ることが出来ます。

さらに子どもは年齢とともにどうしても部屋にこもりがちになってしまいますが、同じ空間を共有する事で、学校で何かあったときやどんな友達と遊んでいるかなど変化もすぐ分かり、会話の内容も考えることができます。

階段や廊下などのスペースを有効活用できる

一般的に、階段やホールの部分に必要なスペースは4~5畳、廊下も含めると7帖を超えると言われています。平屋建て住宅ではその分のスペースを有効活用することが出来る為一部屋ずつの空間を広く持つ事が可能です。また将来子どもが独り立ちをして部屋が空いた場合も間取りの変更がし易いため無駄な空間が出来難く、設計の自由度も非常に高いです。

天井高を高くできて開放的な家造りが可能

構造上の制約が少なく天井を高くすることが可能なため、空間の印象が一段と開放的になります。上部には光や風をたっぷり採り込める窓や、高さを活かした飾り棚、アクセントになる折上げ天井などを配置して、よりのびやかな印象の空間に仕上げることが出来ます。

また、平屋建て住宅に人気の勾配天井は木のやさしさと高い天井が相まって、贅沢な時間が流れます。

開口部を広く取れて、風通しの良い家に

二階の居住空間を考える必要がないため、天井が高く大きな窓を付けることが出来、明るく風通しの良い空間が作れます。さらに土地の特徴を考慮しながら窓を配置することで、大きな窓から家全体へ効率的に風を送る事ができます。

中長期的なメンテナンスコストや(運用費用)が安い

外壁の塗装等のメンテナンスを行う際、二階建て住宅の場合は足場を組んでの作業が必須ですが、平屋建て住宅だと足場を組まずに作業できる部分が多い為メンテナンスコストが抑えられます。

また、二階建て住宅は冷暖房を使用しても暖気は上階へ冷気は階下へと移動しやすく全体的な空調効率を上げる事が難しいのですが、平屋建て住宅では熱が上階へ逃げてしまうことがないため、壁や窓の断熱さえしっかりしていれば冷暖房にかかる光熱費を抑えることができます。さらには屋根が大きいことで太陽光発電システムもより多く乗せられるので電気代も抑えることができます。

構造が安定しやすく、地震にも強い

平屋建て住宅は2階がないために上部の重量が軽く、また構造がシンプルで耐震性が高いのが特徴です。

さらに、建物全体の重量が軽いため地震による揺れの影響が少なく、台風等の強風にも比較的強いので、近年懸念される震災にも強い造りとなっています。

老後も安心のバリアフリー設計

2階建て住宅には階段が必須ですので、老後は掃除や階段の昇り降りが大変になり2階を使用する事がなくなってしまう可能性があります。

一方で平屋建て住宅は段差のない空間を作ることが容易なため、シニア世代はもちろん小さなお子様などすべての人が安心できる造りです。

平屋を建てる7つのデメリット

広い土地が必要

間取りや部屋の大きさは土地の広さに左右されてしまいます。

さらに、家を建てた後に家族が増えるなど増築の必要がある場合、土地に余裕がなければ難しくなるかもしれません。

土地の安い地域であれば新たな土地を購入することも検討できますが、都市部のように地価が高く隣家との空間も狭いところでは難しいため、増築等も検討される場合は土地選びの際に念頭に置く必要があります。

坪単価は高くなる

平屋建て住宅では二階建て住宅に比べ基礎部分の面積が大きくなることが多いため坪単価としては高くなります。

また、一般的に平屋建て住宅は二階建て住宅よりも基礎と屋根部分の面積が大きくなるため、施工費用が高くついてしまうことがあります。

日当たりが悪くなりがち

土地が広ければ広いほど、建物の中心部は窓から距離が出て暗くなってしまいがちです。対策としては中庭や天窓を設置する等して採光を工夫することがあげられます。

プライバシーや防犯の観点では注意が必要

平屋建て住宅は開口部が多いことで外部からの侵入箇所も増えるため、防犯面に注意が必要です。特に高くて大きい窓は日差しを取り入れ広い空間を演出できる一方、周囲に二階建て以上の建物がある場合などは簡単に中を覗かれてしまう恐れもあるため、プライバシーを確保するには対策が必要です。

家族間のプライベートが確保しづらい

家族の気配が常に感じられコミュニケーションが取りやすい一方で、部屋の出入りや物音などが全て伝わってしまうためプライベート空間が確保できず窮屈に感じてしまう場合もあるようです。

プライバシーを守るために部屋の多い複雑な間取りにする方法もありますが、日当りや風通しに影響が出てきてしまいます。

二世帯住宅には向かいない

かなり大きな土地を買わない限りキッチンやお風呂、玄関などの共用部が多くなる為、生活スタイルが大きく異なる場合はストレスに感じ易くなります。特に朝が早かったり、夜中に帰ってきたりと活動時間が異なる場合は注意が必要です。

狭小住宅には向かない

平屋建て住宅はワンフロアに居住空間の全てを置くため、一般的に狭小住宅とされる15坪前後ですと十分な広さの確保が難しく、最低でも30坪程は必要とされています。

自分達に必要十分な住宅面積を確保しよう

平屋建て住宅にはデメリットもありますが、建築方法を工夫する等して今と将来のライフスタイルの変化や、建てる土地にあったプランニングなどをしっかりと練ることが大切です。

健康住宅株式会社
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